バリア機能とは?バリア機能を低下させる要因と回復させる方法

バリア機能

バリア機能

バリア機能には主として二つの役割が有ります。

  • 水分保持機能
  • 皮膚に潤いを持たせて皮膚内の水分蒸発を防ぎ乾燥から防ぎます。

  • 外部の有害物質からのバリア機能
  • 外部の刺激物であったり紫外線や廃棄ガス、肌への何らかの刺激からお肌を守ります。


このバリア機能は元々私達の体に備わっているものであり、お肌のターンオーバーが正常に働いている限り意識せずとも役割を果たしてくれている機能と言って良いでしょう。

一次バリアと二次バリア

バリア機能には一次バリアと二次バリアの二つが有って、一次バリアとは表皮の一番上に存在している【皮脂膜】の事を指します。

この皮脂膜は表皮上部で皮脂と汗が肌の上で混ざり合って出来たものでスクワレンのような油分を含み非常に薄い膜で構成されています。弱酸性の天然の保湿クリームのようなものですね。

また皮脂膜には善玉菌も存在しており悪性菌からお肌を保護したり紫外線のシャットアウトに協力してくれます。

皮脂を過剰に落としすぎるとダメ!と言われるのは皮脂にはこのような役割が有るからですね。


一方、二次バリアとは皮膚上で何層にも重なった角質細胞の中にある角質細胞間脂質の事を指します。構成要素の代表的なものとして水分保持に強力な働きをしてくれる【セラミド】や【NMF(天然保湿因子)】などが該当します。

角質層は表皮の中でも最も薄い部位でその厚さは約0.02m程度。押し上げられた角質細胞が何重にも重なってレンガ状になって出来たものです。レンガ状で出来た不安定な角質層を支えているのがセラミドや天然保湿因子と言った角質細胞間脂質です。

この角質細胞間脂質は水の層と脂の層が交互に層状に並んでいる【ラメラ構造】と呼ばれる形状で出来ており水分を大量に抱え込むことが出来ます。

上記二つのバリア機能によって水分の蒸発を防ぎ、更には異物の肌内部への侵入を防ぐ作業が行われます。

バリア機能が低下するとどうなる?

現代の生活は皮膚のバリア機能が低下しやすい環境です。
では仮に皮膚のバリア機能が低下するとどうなるのか見て行きましょう?

何らかの原因でバリア機能が低下すると水分の蒸発が起こりやすくなります。これまで水分が蒸発しないように皮膚の一番上側から蓋をしてくれていた皮脂膜が所々破れてしまった状態と考えれば分かりやすいでしょう(あくまでもイメージですが)

水分を皮膚内に閉じ込める働きが弱まるわけですから当然お肌は乾燥してきます。更に乾燥すると異物も皮膚内部に侵入しやすくなります。そういう状態になると【かゆみ】が生じてきます。

かゆみはお肌のバリア機能が低下しているサインと捉えた方が良いでしょう。

ここで痒いからといって掻いてしまうと爪や爪の中の細菌が更にお肌のバリア機能を傷つける事になり、お肌の状態はどんどんと悪くなり乾燥肌やアトピー性皮膚炎、ニキビに繋がったりします。

ちなみにバリア機能が低下すると脳がそれを察知してお肌の水分の蒸発を防ぐために早く角質細胞を作り出そうとします。つまり勝手にターンオーバーを早める働きをするんです。
 
しかしそんな状態で出来た細胞は本来の役割を果たさない未熟な細胞郡ですから水分保持機能や異物の侵入を防げるほどの力を持っていません。
 
従ってバリア機能が低下したまま放っておくと肌状態はどんどん悪くなり次々と肌トラブルが発生します。まさに悪循環ですね

バリア機能を低下させる要因

一番代表的なものとして挙げられるのが

【洗顔のしすぎ】

です。

洗顔

特に合面活性剤などを含んだ洗顔料で皮脂までゴッソリ落としてしまうと皮脂膜を形成するはずである皮脂が無くなってしまいます。必要以上の皮脂を落としてしまうと肌荒れの原因になるのはこのせいです。

ですから使用する洗顔料は出来るだけ不要な成分を含んでいない無添加石鹸のような優しい成分のみで作られたものを使用しましょうと言われているわけです。

またシャンプーにはお肌にとって害のある成分が含まれていることも多いので、洗顔はシャンプーをした後にするのもお肌を守るためには必須です。顔を洗ってからシャンプーをするとまた顔に有害成分がくっついてしまいますからね(^_^;)

バリア機能を回復させるためにやるべきこと

バリア機能を回復させるにはまずもってターンオーバーを正常化させることです。ターンオーバーを正常化させるためには乾燥からお肌を守り潤いある肌をキープしなければなりません。

セラミド入りの化粧水や美容液で水分を補充してみたり、UVケアをしっかりしたり、基本的な事ですがストレスを抱えない、睡眠はしっかり取る、食生活を見直すなどなどをしっかりと実践していけばバリア機能は回復します。

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